Minecraft(通称マイクラ)は小学生に人気のゲーム(世界的にもメジャー)ですが、ゲームである事だけにとどまらず、ユーザで機能拡張することができます。
そのためには方法1はJava版でmodでPyhton使って拡張、方法2はWindows10版でCode Connection for Minecraftを使ってmake codeで拡張するの大きく二つのやり方があります。2021年6月からはminecraft education editionも使えるように(方法3)なりましたが、年間契約(サブスク)なので毎年費用が発生しますが年間の費用1,425円を考慮すると常に最新版が使えるのだから買取版よりも妥当かも知れません。
ここではJava版での拡張方法について説明します。
<方法1について>
① パソコン版(Java版)のminecraftであること:統合版では使えません
② Minecraft Forgeを導入する:拡張するためのモジュール(Mod)管理用プログラム
③ Minecraftで拡張モジュールプログラミング用するためのPython のライブラリ mcpiをPythonのライブラリパスに置く
というような手順で使えるようにします。
使い方はコマンドライン(/キーで)を起動して”/py 使うスクリプト名”で動作させます。スクリプト名にpy拡張子は不要です。
に2016年の記事ですが、手順が記載されています。
p.s
以下のサイトも参考になります。
https://sisyamo-pukkovillage.com/raspberry-jam-mod1#toc4
https://prosense.me/textbooks/minecraft/0/マインクラフトでプログラミング|Pythonを使ってみよう.html#pythonプログラミングでできること
<方法3について>
2021年6月から第三の方法が登場して、現在でも最も有力な方法だと思います。それはマイクラEE(教育エディション)を使うこと。個人ではダメですが、従来は学校などの限定されていた使用範囲が教育に携わる非営利団体にも広がったことで可能となった方法です。
導入手順は以下の通りですが、要はCoderDojoが管理者となって、そこのニンジャたちにアカウントを割り当てると言うものです。
https://www.watch.impress.co.jp/kodomo_it/news/1330691.html
マイクラEEの特徴としては、
・幅広いプラットホーム:Windows、Mac、iPad、Chromebookで動作
・プログラミング環境である「CodeBuilder」が簡単に呼び出せる、ブロック言語からスクリプト言語まで使用可能
・マルチプレイ中の様子を見守りできる「クラスルームモード」、ただしWindowsとmac限定
・マルチプレイは同じ組織ドメイン間でのみ可能(同じwi-fiネットワーク内に限定:インターネット経由でも接続できるようですが未確認。あとマイクラの版数が同じ機器同士でないとマルチプレイはできません。)
・マルチプレイ用のサーバーが不要で他のマイクラにログインする形で実現
といったあたりになると思うので、CoderDojoとしてはこれが本命でしょう。