montessori method

現在割とホットなのは密防止だろうと思うので、指標の一つだと思うco2センサーをラズパイゼロ(raspberry pi zero)にco2センサーつなげてガジェットらしく作ってみる。

簡易表示はLEDを使います。青:正常、黄色:換気注意、赤:換気必要という区分になります。具体的な数値はwebブラウザで読み取るできるようにして、さらにdb(mysql)には定期的に測定値を格納しておくので、例えば時系列で表示するように利用できます。

センサーが肝ですが、評価が割と高くて情報も多いmh-z19bを使います。IoTというのは限らずセンサーがキーなのはいずれも同じかもしれない。

ソフト環境は、

・raspberry piヘッドレスos

・python:gpio制御、センサーインターフェース、db(mysql)への書き込み

・PHP:html作成用

・センサー用のライブラリはhttps://test.pypi.org/project/mh-z19/がセンサーの物理インターフェースも意識なく使えます。

co2センサーやledを搭載するサブボードはラズパイの標準コネクタ経由で接続します。以下はその回路図です。

シャットダウンスイッチはラズパイと接続しなくとも物理的なセーフシャットダウンを行うためのものです。ソフト的な手順はほぼブログでカバーされていますが基本レガシーなソフトなので格段なところはないと思います。

コードはGitHubの以下のリンクを参照ください。

https://github.com/chateight/co2_sensor

 

動作確認したら、最後はケースに収めます。ケースはFusion 360で現物合わせで作成したCADファイルをstl形式で出力して3Dプリンタで作成しました。ネットで提供されていたラズパイロアケース、Fusion 360で作成したトップカバー、ケースの三つのケースから構成されます。

 

色々な場所の測定をしてみた結果の大まかな数値は、

① 部屋の窓やドア開放している:1,000ppm以下

② 部屋を閉めて一晩経過した朝:およそ2,000ppm前後

③ 息を吹きかける:5,000ppm超えてオーバーフロー

車で内部循環して時間経過を観測するとおよそ一時間で5,000ppm近くまで上昇するので、車のエアコンは基本外気取り入れで使うべきだとよく分かりました。

 

Dojoでは一年半以上運用していますが、部屋の換気に問題はないようで、1000ppmを超えることはありません。