電池駆動のデータロガーを作ってみる(5) — ラズピコの省電力はイマイチ

結局ラズピコ2は、

① microPythonはlightsleepもdeepsleepも実装が不完全

② pico-sdkはSDカードアクセスライブラリが無いぽい

③ Arduino IDEはi2cの設定Wire()関数でUSBの通信が切れる

ということで、ラズピコ2はまだ環境がイマイチなので、ラズピコでやってみた

<結果>

① ラズピコはおそらく周辺回路のデザインによるだろうけど、lightsleepでもdeepsleepでもスリープ状態の電流は4mA程度(単三電池2本使用で)だから、電池容量1,000mAでほぼ10日がmax

② deepsleep使うアプリ書き込んでしまうと、ThonnyやVScodeのようなUSBシリアル使うツールは使えなくなる、リセットするにはdeskモードにして、

% picotool erase
Erasing:              [==============================]  100%

picotoolで初期化が必要

③ 消費電流に差がなくて、余計な初期化処理が走るdeepsleepにラズピコでは使い道がなさそうだ

ラズピコでもGrove経由で色々なセンサーへの接続はできるので、サンプリング対象を変えればロガーとして使うことはできる

 

admin

コメントを残す