ドライケース

フィラメントの吸湿対策で、フィラメントヒーターは設備しましたが一度吸湿したものを乾燥させるのは時間もかかるし、完全には元に戻らないらしいし。

でおそらく定番だろう、保管用のドライケースを昨年12月に購入して3ヶ月程度保管してみましたが効果はあるようです。まあ冬場だったので本格的に評価できるのは夏場になりますが。

目安の湿度計は最初から付属していて、イエローの領域が望ましいらしいですが、シリカゲルではせいぜいイエローとブルーの境界ぐらいまでしか落ちません。

新しいフィラメントを買ったら、強力乾燥剤というのを一緒に入れてみようと思う。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07Q95DRLP/?coliid=ICZNPUHJZCCXL&colid=3GQTE1XFD2G9Z&ref_=list_c_wl_lv_ov_lig_dp_it&th=1

3Dプリンターの運用周りでは、これで概ね完了のように思います。

 

 

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3Dプリンタ(メンテナンス関連)

一夏使っていなかった3Dプリンタ、造形がうまくいかない、というかラフト作成がメチャクチャ。『校正』でみてみると、マットの距離が1mm近くずれている(校正はヘッドとマットの間でA4の紙が軽く抵抗があるぐらいに設定しますが、紙が全く動かない状態)のが原因で、校正やり直すと写真のように綺麗にラフトを作り始めた。

 

したがって、

① メカものなのでだんだんズレるので、3ヶ月に一度ぐらいは『校正』しましょう。

② 3Dプリンタをしばらく使わないときにはフィラメントは排出(交換の前半だけ実施)しておきましょう。吸湿してパイプの中でバラバラに分解します。吸湿したフィラメントは簡単にポキポキ折れます。

③ 使う前にフィラメント乾燥はやはり面倒なので、低湿度に管理された保管ケースは必要。

 

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フィラメント吸湿対策

3Dプリンタのフィラメントは吸湿しやすく、特に夏場の高湿時には過酷です。吸湿すると造形品質劣化するのと、ノズルも痛むし、硬化して折れてしまって送りもうまくいかなくなります。

一度吸湿したフィラメントを乾燥できるというものがあったので購入してみました。

『3Dフィラメントストレージ用のSUNLUドライバックス』という製品です。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08C9RF7R7/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

 

熱中症指数把握のためのM5Stackセンサーが温湿度測定にピッタリなのでモニターしてみました。

湿度は今少し下げたほうがいいだろうから、中に吸湿剤も入れたほうが良さそうです。効果が明確にわかるのは夏場になるだろうから、それまでに環境を整備していきます。

 

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3Dプリンタのノズル交換

購入二年半(Flashforge Adventure3)で寿命が来たようで、添付の針金で突いてもフィラメントが出てこない。酸化物が蓄積して最終的にこうなるようです。

で、消耗品だから新規に購入しましたが、昨年末から年末年始休みで入手はごく最近。

新旧比較すると、現行品は耐熱温度が240 -> 265℃になっています。その他微妙に色々なところも違いますが。

新しいノズルとカチッと音がして、ロック(両側の黒いポッチ)が戻るまで押し込みます。

フィラメント供給のパイプを接続、10mmのフレアナットレンチを使用。

ノズルの温度補正が必要らしい、手書きだから一品料理のように見えます。

ノズルの高さ調整、A4の紙が軽く接触する程度に調整しています。

ノズルからで始めのフィラメントは『赤い』、ノズルの中で何らかの保護剤が入っているようです。

テストプリントは元々内在されている20mm直方体で、まだ時々脱調はしているようなので、フィラメントの吸湿があるのか。そろそろ温度印加して脱湿するアクセサリ必要のように思います。

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3Dプリンタノズル終了

造形中に例のガタガタ音(フィラメント送りモーターの脱調)、そのうち治るかと思っていても悪化して全くノズルから出てこない状態になってしまった。

ノズル清掃して、その後の送りでもダメだから寿命と思ったほうが良いだろう。

写真は取り外したのもの、Flashforgeのサイトで購入(Adventure3用)したけど、正月明けになるよね。定格400時間と言ってるけど、そこまでの使用時間は無いけども。

外観見る限りは、この中にヒーターと温度センサーが仕込まれているようです。

 

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3Dプリンターのメンテナンス

割とよくあることばかりかも知れませんが、ほぼ一年経過しての経験値のまとめです。

① 造形時の脱調現象と補正方法

コトコト(ゴトゴト)音がしてフィラメントが送れない、これは送りモーターの脱調(トルクが大きすぎてステッピングモーターがステップを刻めない)です。

造形でラフトを作るときに発生したので、キャリブレーションを再度実施して対応しました。

https://idis.dev/blog/adventure3-noise/

 

② フィラメントがフィードできない時のノズル清掃

これも現象としては脱調と同じくコトコト音が発生してフィラメントを送り出せず、設定から送りを選択してもフィラメントはノズルから出てきません。

ヘッド詰まりのようだったので、添付のツールでヘッドクリーニングで対応。

https://locaq.hatenablog.com/entry/2018/08/25/222659

ガイドチューブは壊さない程度の力では抜けなかったので、10mmのフレアナットレンチでネジ緩めて外しました。

 

③ 造形物がラフトから剥がれない(剥がれづらい)

設定でラフトとの距離をデフォルトから増加して対応。

大きすぎると、密着しなくなるのでこの値(0.28mm)あたりが適切でした。

 

④ フィラメントが簡単に折れる、リールからスムーズに供給できない

フィラメントの吸湿で特性が変化して、吸湿すると硬くなるようです。一番の問題は硬さのせいでリールからスムーズに供給できなくなって折れる、あるいはフィラメント送り機構が脱調してまともに送れなくなること。さらには水分が加熱した時に樹脂が膨張してうまく成形できないというのもあるようです。

対策は低湿環境(デシケーター)に保管するか、数ヶ月以内で使い切るしかないと思います。

 

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フィラメントようやく二巻目(Flashforge)

PLAのフィラメント、5月購入して半年も経過すると吸湿のせいなのかガチガチになってくる。そのせいなのか、リールからの引き出し時に巻き線に干渉して供給できなくなるから、そばで監視していないといけないから実質使えない。

それでも最後まで使い切って、色変更したPLA素材に切り替えると、やはり新品は気持ちよく成形される。

ただし新しいフィラメントはラフトから剥がれにくくなるから、設定で「モデルのスペース」のデフォルト値を0.15mmから大きめの値、例えば0.25mmぐらいにすると剥がれやすくなる。

 

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3Dプリンターで保護ケース

ラズパイzeroの保護ケースをネットの3Dプリンタ用stlファイルから造形。地べたに置くのは部品を破壊する可能性があるからケースは必需品。

本体とのハメ合いは、ピンが太めにできているから本体側の穴をドリルで揉んで拡大して保持力あるようにしてあります。見た目ぴったりの設計ですね。

サブボード側は自分でデザインするしかない。

 

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サポート材の必要な造形

モデルはBlenderで最初に出てくる「サル」をstl出力して造形してみた。サポート材をどこに建てるかで後加工のやりやすさが変わってきます。

この例では目の後ろの窪み部分のサポート材の残りはとりづらいから。

金型も設計段階で考慮が必要なのと同じで、3Dプリントも造形を考慮した設計、場合によっては形状を多少変えるような、が必要とされます。

 

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