timemachine必要ディスク容量(MacBook)

以前はNASのSSDをバックアップ先にしていて、容量比だとMac SSD使用容量の二倍ぐらい(500GBぐらい)しか確保していなかったから、割と早く(一年以内)いっぱいになって、いっぱいになると実は挙動不審な現象が出てくる。

で4月に3.5インチ/6TBのHDDにしたから一挙に五倍ぐらいの容量にして、Mac2台のバックアップを取るようにしてみた。どちらも使用容量は250GBぐらいか。それ故使用容量比でいくと十倍ぐらいまで増量。

MacBook 16(intel)/MacBook Air(M1) ==> 6GB

で二ヶ月半経過しましたが、ディスク使用量はまだ11%台で、一週間単位の圧縮があるからなかなか増えていかない。おそらくパソコンのライフかHDDのライフまで持ってしまいそうです。

結論:timemachineのバックアップ容量は五倍以上は確保しましょう

 

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assertion(@TypeScript)

TypeScriptにおいてannotationは頻繁に登場しますが、assertionは他の言語と同じく使い方は例外的(例えばテスト用とか)だろうと思います。

以下のコードではnumber | stringの戻りの型をformatInput()の引数とするために(string型)とするためにinput as stringが使われています。”is“(user defined type guard)と似てはいますが、ここは”as“ではないといけません。

// escape hatch(assert the type)
function formatInput(input: string) {
  console.log(input)
}

function getUserInput(): number | string {
  return 123;
}
let input = getUserInput();
formatInput(input as string);
表記は、
formatInput(<string>input);
でも等価ですが、TSX(React)構文と衝突の可能性があるので”as”で明示する表現を使うべきだと。いずれにしても使用シーンは限定的で常時使う機能ではありません。

 

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distributive conditional type(@TypeScript)

日本語だと、分配条件型という訳になるようですが、以下のコード例でT extends U ? never : Tで表現される三項演算子的な演算で型を決めるやり方です。

TとUというジェネリック型を実際の型で呼び出すと、Uに含まれる型(boolean)はnever扱いされるようになって、number/string型だけがAの有効型となります。型の集合演算的な機能ですね。

// distributive conditional type
type WithOut<T, U> = T extends U ? never : T;
//type WithOut<T, U> = T | U
type A = WithOut<boolean | number="" | string="", boolean="">; // type of A : number/string

let a: A = "sd";
a = 123;
//a = false   // error

 

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user defined type guard(@TypeScript)

条件ブロック内のオブジェクトの型の制限(Type Guard)の一つのやり方としてユーザー定義(user defined)をする方法があります。typeof/instanceof/inによる方法もありますが、これらは全てインラインで行う必要がありますが、関数定義時点で型制限することで読みやすいコードになるでしょう。

<o’reillyのサンプル>

// user defined type guard
function isString(a: unknown): a is string {
  // if a is not defined, parseInput isString cause error
  return typeof a === "string";
}

function parseInput(input: string | number) {
  let formatedInput: string;
  if (isString(input)) {
    formatedInput = input.toUpperCase();
    console.log(formatedInput)
  }
}

parseInput('qwerty')

 

<TypeScript Deep Diveのサンプル>

// TypeScript deep dive sample
interface Foo {
  foo: number;
  common: string;
}

interface Bar {
  bar: number;
  common: string;
}

function isFoo(arg: any): arg is Foo {
  return arg.foo !== undefined;
}

function doStuff(arg: Foo | Bar) {
  if (isFoo(arg)) {
    console.log(arg.foo);
    //console.log(arg.bar)  // VScode detects as an error
    console.log(arg.common);
  } else {
    //console.log(arg.foo)  // error
    console.log(arg.bar);
    console.log(arg.common);
  }
}

doStuff({ foo: 234, common: "abc" });
doStuff({ bar: 567, common: "efg" });

実行結果は、

QWERTY
234
abc
567
efg

 

どちらも xx is yyyで型を限定することで意図した動作を実現できます。

 

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companion object pattern(@TypeScript)

サバイバルTypeScriptに書かれているように、クラスを作るまでもないけど、値(value)と型(type)を同名にして扱いを簡単にしたいというケースで使います。これはTypeScriptは値と型は異なる空間に存在しているので、同名で扱えるということに他なりません。

<Currency.ts>

type Unit = "EUR" | "GBP" | "JPY" | "USD";

export type Currency = {
  unit: Unit;
  value: number;
};

export let Currency = {
  from(value: number, unit: Unit): Currency {
    return {
      unit: unit,
      value,
    };
  },
};

 

<呼び出し側>

importは共通名Currencyで、amountDueはtypeでotherAmountDueはvalueですが、同名で扱えます。

// companion object pattern
import { Currency } from "./Currency"; // works like a class

let amountDue: Currency = {   // set object directly as a 'type'
  unit: "JPY",
  value: 12000,
};

let otherAmountDue = Currency.from(85, "EUR"); // use 'from' function as a 'value'

 

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Record & mapped type(@TypeScript)

https://isehara-3lv.sakura.ne.jp/blog/2023/07/02/型定義しない気持ち悪さtypescript/

の続編になりますが、recordとmapped typeというのはオブジェクトの型表現に関わるTypeScriptに固有の機能です。どちらもできることはリンク先のコードと同じですが、記述方法がよりスマートだと思います。

type WeekDay = "Mon" | "Tue" | "Wed" | "Thu" | "Fri";
type Day = WeekDay | "Sat" | "Sun";

// record type(to use above types)
let nextDay: Record<WeekDay, Day> = {
  Mon: "Tue",
  Tue: "Wed",
  Wed: "Thu",
  Thu: "Fri",
  Fri: "Sat",
};

console.log(nextDay.Wed);   //Thu

// mapped type
let nextDayM: { [k in WeekDay]: Day } = {
  Mon: "Tue",
  Tue: "Wed",
  Wed: "Thu",
  Thu: "Fri",
  Fri: "Sat",
};

console.log(nextDayM.Mon);  //Tue

この例だとrecordもmappedもできることは変わらないのですが、mapped typeの方がルックアップ型と組み合わせて使うことでrecord typeよりもできることが広いです。

また、強力なのでTypeScriptには組み込み型でmapped typeが存在していますが、Record<keys, value>などは代表的な物です。

 

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ようやく買えるようになったラズパイ

と言っても、まだzero wだけ(@switch science)でしたが早速購入。

ヘッダーピン無しなので、手持ちのGPIOコネクタをジグで打ち込んで準備完了。

最初はzero wのあり物のイメージカード突っ込んで動作確認、その後ラズパイimagerでヘッドレスイメージ書き込んで動作確認。

https://isehara-3lv.sakura.ne.jp/blog/2022/11/14/raspberry-pi-imager(最近変わった?)/

ロワーケースだけでも3Dプリンタで準備しようと思ったけど、この時期フィラメントの脱湿から始めないといけないので地べた置き。まだ使い道は決まっていないし、そもそもフラッシュカードが32GBではバックアップに時間かかりすぎるからオーダー中の8GBカード到着を待って運用用のイメージを焼き込む予定。

 

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keyof演算子(@TypeScript)

オブジェクトのルックアップと関連しますが、オブジェクトのキーを取得できるのがkeyof演算子です。

以下のコード例ではActiveLog型のactiveLogオブジェクトを作成し、そのキーをGet型で指定してオブジェクト要素["events"] ["timestamp"]にアクセスしています。

// keyof operator
type ActiveLog = {
  lastEvent: Date;
  events: {
    id: string;
    timestamp: Date;
    type: "Read" | "Write";
  };
};

let activeLog: ActiveLog = {
  lastEvent: new Date(),
  events: {
    id: "active",
    timestamp: new Date(),
    type: "Read",
  },
};

type Get = {
  <o extends="" object="" k1="" keyof="" o="">(o: O, k1: K1): O[K1];
  <o extends="" object="" k1="" keyof="" o="" k2="">(
    o: O,
    k1: K1,
    k2: K2
  ): O[K1][K2];
};

let get: Get = (object: any, ...keys: string[]) => {
  let result = object;
  keys.forEach((k) => (result = result[k]));
  return result;
};

console.log(get(activeLog, "events", "timestamp"));

実行結果は、

2023-07-07T04:40:22.301Z

 

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VScodeでのフォーマッター(Prettier)

TypeScript用にはgofmtのような特別のフォーマッターというのは用意されていないように思うので、VScode用のフォーマッターをVScodeの拡張機能でインストールして使ってみました。当然TypeScriptに限らずあらゆるソースコードで使えるようになるのかと思いましたが、VScodeの拡張機能の説明を見ると、

フロントエンド用の言語が対象のようです。

Prettierをインストールしただけでは有効にならずに設定が必要ですが、以下のリンクにやり方が細かく記載されています。ソースコードのセーブ時にPrettierが実行されます。

https://ralacode.com/blog/post/vscode-prettier/

 

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ラズパイの需給も結構緩んで来たようです

スイッチサイエンスでraspberry pi zero wがオーダーできる状態だったので一枚オーダーしました。元々CPUは数十nmルールなので、競合するユーザーが多そうでコンシュマー用は優先度が下げられていたようですが、2023年の下期には改善と言われていたのでその通りでしょうか。

追加で買えるようになったので、ラズパイ1Bで動かしていたmifareカード/chatアプリをCO2センサーデータロガーで使っているラズパイzero wに移行しました。

sqlite3は入っていなかったので、それだけはインストールして、あとはDocker上のアプリディレクトリを丸ごと転送でそのまま動作しました。1Bとzero wでOSも同じ32bitだから当然と言えば当然ですが。USBはzero wはmicro-Bなのでtype-Aに変換が必要ですが、それは手持ち品を流用。

 

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